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そのわけは『働かないでたらふく食べたい』↑という本を読んだから。
【無職であること・働いていないこと=悪】とずーっと思わされてきたわけだが、
その【前提】はおかしいということに気づかせてくれたのだ。
その後同じ著者(栗原康↑)の本を数冊読み、いよいよ自信を得た。
病気や障害や高齢で働“け”ないのは悪くないのみならず、
積極的に働“か”ないのも悪くないということ。
そもそも働かないと生活できないから仕方なく奴隷労働しているのが現状なのだが、
その根本は、お金がないと生活できない資本主義社会というもの。
そのお金を得る手段が、
こってり搾り取られる奴隷労働なのか、
土地・住宅や金や株を貸したり転がすだけで金を得る不労所得や投資なのか、
会社のオーナーとしてアガリを得るのか、
親の遺産や年金で生きていくのか、、、、という手段に分かれるだけである。
賃労働しているから偉いというわけではないし、労働してないから悪いというわけでもない。
そういう当たり前の《事実》に気づくと、教育や躾によっていかに強く「真面目勤勉主義』が染み込んでしまっているかがよくわかるのだ。
しかしながら、最近よく言われるBI(ベーシックインカム)が行き渡る国となれば、
毎月国民全員に7万円配られるとすると、夫婦+子ども2人=28万円の収入となり、工夫すれば働かずに生活することも可能になる。(多くの人はパートはするだろうが。)
AIやドローンやさまざまな機械が進化していて、かなりの仕事がなくなっていくので、必然的にBIを採用する形になっていくと思われる中で、
これまでの「労働」の意味は解体されていくだろう。
[無職=悪]説はいずれにせよ破綻するのだ。